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オーストリア 1824年 フランツ2世 ジョセフィナム軍事アカデミー 金メダル 裸
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| 金相場参考価格 | (更新日:) |
|---|---|
| 希少性 | ★★★★ |
| 発行枚数 | 不明 |
| 発行年 | 1824年 |
| グレード | 未鑑定 |
| サイズ | 34.00mm |
| 重量 | 29.95g |
| 鑑定番号 | 未鑑定 |
ここがすごい!
現代の1オンス金貨に迫る圧倒的質量。鑑定ケース越しでは味わえない、200年前の「金の重み」を直に感じる事のできる1枚
29.95gの金保有量 当時の通貨である「ダカット金貨(約3.5g)」に換算すれば、約8.5枚分に相当する。 現代の1トロイオンス金貨(約31.1g)に肉薄する29.95gの重量は、手に取った瞬間に「富」そのものを実感させる圧倒的な存在感だ。
本品は鑑定ケースに入っていない「裸」の状態である。 約200年前の金の質感、エッジの厚み、そしてハイレリーフ(深彫り)で刻まれた皇帝たちの表情を、指先で直接愛でることができる。
これは、歴史的遺産を所有する者だけに許された最高の贅沢と言えるだろう。
ジョセフィナム関連のメダルは銀製や銅製が多く、金製(特にこの重量級)は極めて稀である。
2,480,000円という価格は、その希少性と地金価値を考慮すれば、長期保有に足る堅実な水準だ。

添付画像は、欧州の主要オークションにおける同種メダルの取引データである。 特筆すべきは以下の2点。
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2021年時点ですら落札価格EUR8,500という高額品
画像中央のデータ(Auktionen Frühwald)によれば、インフレや金高騰が加速する前の2021年11月時点で、既にEUR8,500(約2,030,000円)で落札されている。 当時の相場ですら、手数料と輸入消費税を加えれば高額な取引であったことがわかる。 -
「R3」ランクと落札価格EUR9,000の実績
画像上段のデータ(Katz Auctions)には、本品が「R3(極めて希少)」というランクで分類されている記述がある。 さらに、2025年のオークションリストにおいてはEUR9,000(2,150,000円)で落札されている。
つまり、本品の2,480,000円という価格は、現在の欧州市場の評価額と完全に合致している。 「R3」クラスの希少品を、競り合いのリスクなく、相場通りの価格で確実に入手できる。 これは投資家にとって、極めて合理的でフェアな取引と言えるだろう。
表面:皇帝フランツ1世と息子ヨーゼフ2世の肖像
FRANCISCVS I・AVGVSTVS IOSEPHVS II・ AVGVSTVS
(皇帝たるフランツ1世、ヨーゼフ2世)
裏面:パテラ(神にそそぐ酒)を持った調和の女神ハルモニア
コイン動画解説はこちら

フランツ2世/フランツ1世
在位:
神聖ローマ皇帝: 1792年7月7日 - 1806年8月6日
オーストリア皇帝: 1804年8月11日 - 1835年3月2日
生没:1768年2月12日 - 1835年3月2日 (67歳没)
父王レオポルト2世の死に伴い神聖ローマ帝国皇帝に即位。
時はフランス革命真っ最中であり、フランス皇帝ナポレオンはオーストリアに宣戦布告しフランス革命戦争が勃発。勢いに乗るナポレオンに叩きのめされたフランツ2世は皇帝の称号を放棄、神聖ローマ帝国は消滅した。
その後オーストリアとハンガリーを中心としたオーストリア帝国を形成(1804年)。 すなわち「神聖ローマ帝国皇帝・フランツ2世」から「オーストリア皇帝・フランツ1世」となったのである。
調和の女神ハルモニア(Harmonia)

その名の通りハーモニーという言葉の語源となっているハルモニア。
人間の英雄であるカドモスと結婚するが、カドモスは神の蛇を殺した事が原因で蛇の姿にされてしまう。
カドモスと運命を共同する事を望んだハルモニアも蛇となり、イリュリアの森で永遠に2人で暮らしたという。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上














