投資としてのアンティークコイン
コインが資産運用に向いている3つの理由
1. リスク回避を実現する保全性
- リーマンショック時にも、その価値は動じることがありませんでした。
数多くの投資家に打撃を与えた2008年の多分野の資産価値の大暴落は、逆に アンティークコインの資産価値を証明する形になりました。
※出典:GB200 Rare Coin Index,Stanley Gibbons
その価格上昇率は、年平均125%とも言われ、その中でも500万円以上のものは年平均150%を超すものも多数存在するのです。
2. 市場拡大の可能性
- 日本のアンティークコインの認知度は、まだ0.1%と言われています。
海外では“富裕層の常識”ともいわれるアンティークコインですが、
今後、特に国内での「アンティークコイン市場は今後どうなるのか?」
誰もが気になるところではないでしょうか。
アンティークコインの価値(=価格)も、市場の需要と供給の関係によって大きく変動します。
そのため、その需要(=今後の市場参入者)が増えれば増えるほど、市場に供給されているコインの絶対量は減り、その結果、価値は上昇を続けていく…と言う構図に。
アメリカやヨーロッパでは、常識と言われるまでに規模が大きくなっているアンティークコイン市場ですが、
アンティークコインが資産運用に適している事実を知る日本人は
わずか 0.1% といわれています。
『貨幣学』は欧米を始め世界では広く知られた学問ですが、先進国のうち、
この学問がないのは日本だけです。
それゆえ、日本での昔の貨幣(コイン)の価値が資産性が認められ、資産運用のツールのひとつとして知られるようになるまでに時間がかかりました。
しかし、今、経済不安や低金利の時代に、
このアンティークコインが日本でブームになりつつあります。
3. 維持管理の容易性
- メンテナンス費用はゼロ
不動産には固定資産税、車や絵画、ワインにはメンテナンス費用がかかります。
一方、コインには保有するにあっての税金やメンテナンス費が一切かかりません。
現在のアンティークコインは、傷や劣化を防ぐため鑑定会社によりにプラスチックケースに密封されています。
購入した後は、金庫などに保管しておくだけで、じわじわとその価値を上げていきます。
具体的な値上がり実績2選
1. コイン収集家の憧れの的!世界一美しい金貨 “ウナとライオン”
英国1839年発行
ヴィクトリア女王“ウナとライオン” 5ポンドプルーフ金貨
(発行枚数:400枚)
コインの価値がうなぎ上り!
まさにうなぎ上りとはこのこと。世界一美しい金貨として、また発行枚数400枚と言う希少性が、市場に出てくる度にレコード続出の金貨です。
このウナとライオン金貨を含む、ヨーロッパでの過去5年間の約50コインの値上がり実績をグラフ化したものがこちらです。
ヨーロッパの代表的な金貨銀貨の
過去5年間の海外オークションでの実績
こちらは、ヨーロッパの代表的な金貨銀貨の過去5年間の海外オークションでの実績を右記5つに分類してグラフにしたものになります。
A:5年前約100万円だったコイン
B:5年前約200万円だったコイン
C:5年前約300万円だったコイン
D:5年前約500万円だったコイン
E:5年前約1000万円だったコイン
ここで言えることは、安いものには安い理由がある。高いものには高い理由があると言うことです。
このデータは、実際のデータから抽出した実績ですが、勿論あくまで平均です。
よって、100万円だったものが2倍なったものもあれば、1000万円のものが変わっていないと言うこともあります。
ただ、実際平均値を取るとこのようなグラフとなり、その原理原則を読み取ると当然と言えば当然です。
それは、アンティークコインと言う性質の、「減ることはあっても増えることは無い」と言う需要と供給の関係性に寄るものだからです。
また、数百年前に鋳造され、記念コインとして貴族階級の方々しか見ることができなかった国宝のようなコイン=金貨銀貨です。
その“本物”だからこそ、工業製品のように大量生産されることはなく、また国のさじ加減によっていくらでも増刷できる紙幣のような“お金”ではないと言うことです。
この本質が、世界中の富裕層が資産保全としてコレクションされるのも、うなずけるかと思います。
2. 投資用金貨としての絶対的お勧めの “ジョージ6世”
英国1937年発行
ジョージ6世5ポンドプルーフ金貨
(発行枚数5500枚)