保全としてのアンティークコイン
資産保全に向いている3つの理由
1. コンパクト故の携帯性
- 資産をコンパクトに
1億円の札束や金の延べ棒をポケットに入れて持ち運べますか?アンティークコインなら、世界中どこへでもすぐに持ち運べます。
2. 実物資産故の安心性
- 実物資産の強み
株券のような紙切れでも、バーチャルな電子決済でもありません。コインは歴史ある実物資産。その揺るぎない確かさは大きな強みです。
3. 税制面での優位性
- 税対策にも
皆様が密かに期待なさっているのは、この点ではないでしょうか。ここで具体的なことは語れませんので、ぜひお問い合わせください。
投資および保全に向いている2つの根拠
1. 震災時事例のエピソード
弊社のお客様のお一人に東日本大震災に見舞われた方がいらっしゃいました。当時、とっさの判断で持ち出すことができた資産は、ポケットに入るサイズのアンティークコインのみでした。しかしながら、資産価値の高い一枚をお持ちだったため、そのコインで新たなスタートを切ることができたとご連絡いただきました。このように現物資産の中で、最もリスクの少ない資産と言っても過言ではないでしょう。
2. 精神衛生上のエピソード
資産投資および保全の代表的な商材と言えば、皆様は何を思い浮かべますでしょうか。恐らく「株・不動産・FX」、現在では「ビットコイン(仮想通貨)」などを想像なさったかと思います。しかしながら、ほとんどの商材は専門的な知識が必要で、尚且つ日々の市場動向を把握していなければなりません。このような毎日精神的なご負担は、衛生上良いことはございません。もう少し気長に投資保全してみてはいかがでしょうか。
1. 紀元前7世紀、世界で最初に使用された貨幣
B.C.561〜B.C.546年リディア王国金貨
リディア王国とは、四国分立時代の小アジア(現在のトルコ西部)にあった王国のこと。前612年にアッシリア帝国滅亡した後の四国分立時代の一つで、商工業が発達し、前7世紀に世界で最初の貨幣を使用したことで知られています。 特にこの王国が最も繁栄した時代の国王・クロイソス。彼は莫大な富を得るとともに、通貨体系や通貨制度の発明/整備したとされています。その繁栄は古代世界の語り草になり、現在「大金持ち」表す慣用句として「rich as Croesus」または「richer than Croesus」(クロイソスのような富豪)というものが残っているほどです。
2. 英国の立憲君主制を推し進めたウィリアム3世のコイン
英国 1701年 ウィリアム3世 5ギニー金貨 “ファインワークス”
ウィリアム3世は、名誉革命にともない、1689年、妻メアリとともに共同統治の形態を採り、即位しました。1694年に妻メアリが死去した後も、単独で王位に就き、内政では議会と協調して立憲君主制を推し進めました。貨幣の鋳造技術としては、1701年のみ”FINE WORKS(ファインワークス)”と呼ばれる彫の深い精巧な出来栄えとなっており、その5ギニー金貨がまさにこの金貨。他の5ギニーと比較した際に、プロでもグレードを時折間違えるほど。この年だけ出来栄えが良く、高額で取引されています。