アンティークコイン投資-4
【2024最新】日本人が知らない 生データが語る「アンティークコイン投資」動向の真実
【目次】
*実は、コイン価格動向の“生データ”を確認する事は非常に困難!?
*コイン市場にバブルが起きた4年前・・・そして今凄まじい反動に!?
*実は、コイン価格動向の“生データ”を確認する事は非常に困難!?
ユニバーサルコインの西村です。
英国コインの中でも最も有名な金貨・銀貨の一つ
1887年ビクトリア即位50周年記念5ポンド金貨 発行枚数797枚→グレード●●を抽出
1847年ビクトリアゴシッククラウンプルーフ銀貨 発行枚数8000枚→グレード●●を抽出
たったこの二つのデータ、グラフ化するのに我々ディーラーでも半日はかかります
恐らく素人の方々は、そもそもこのオークション全てのデータを抽出すること自体が非常に困難です。オークション会社一つずつに過去の落札実績は調べれば出てくるので分かるものもありますが、膨大な量・・・恐らく20時間以上はかかるはず・・・。
ディーラーが活用するサイトで検索したとしても、検索の仕方一つで抽出データに漏れが出ることが多いのです。更にはグレードを同じものにしないと比較対象になりませんが、全く同じグレードが毎年毎年どこかで出品、落札されるものでもない=データ量が少ない。これらを加味したうえで、上記のデータを作成しています。ちなみに一部データだけ抽出するのに便利なサイトはHeritage Auctionこちらは会員登録さえすればオークションに出ているコインの同オークションに出品された過去の価格実績を見ることが出来ます。
しかし!これにも注意点があります。
まずは為替、ここ10年ほど大きな為替変動があったこと!また、全く同じグレードでも状態が違ったり(顔に傷があったり)、鑑定グレードの意味合いが「+」「Cam」表記が有る無いでそのコイン価値の意味が異なったりします。
結局は詳しいディーラーに聞く=頼ることが必要となってきます。
さて、話を戻しますが、こうした現在のシステム技術であれば、これらデータを分かりやすく閲覧することは技術上可能だと思われますが、そうはなっていかないと思われます。アメリカコインなんかはこの類のものですが、ヨーロッパコインなどの特に希少性の高いものは、前述の通りデータ量が少なすぎる為に、過去価格変遷を追う事が非常に困難の為、このようなデータ・表などが一般公開される日は無いと思われます。一般公開されない本当の理由は他にあるわけですが、ここでは差し控えておきましょう。
※ここでのポイント!
まずはコインセミナーなどに参加してある程度の知識をつける事。
最終的に、購入~売却まで一生涯のお付き合いができるパートナー=ディーラーを見つける事。一見信用できそうな販売店でも売却のサポートをしてなかったり(=売って終わり)、お金は支払ったけどモノが届かない・・・や、一部法外な価格を提示するなどは実際に起きている事です。“信用”できるパートナーを見つけることはコインと付き合う事で最も重要な要素になる事でしょう。この事を“軽視”している方が、最もコイン投資で失敗している例だという事も付け加えておきたいと思います。
→Universal Coinがどのような会社か資料請求する
*コイン市場にバブルが起きた4年前・・・そして今凄まじい反動に!?
※表が小さく見にくいですが、詳しくはセミナーで開示致します
この二つのデータを見ていると、2019年~2021年にかけて大幅に価格が上昇している事が分かります。
その理由は、、、本ブログ中に答えを記しますので、しっかりと記事をご覧頂ければと思います。
とにかく2020年前後での価格高騰は、これ以外のコインもほぼ同様です。
私達ディーラーも、コレクターも、口をそろえて
「高い!高い!高い!」
でした。
そして私もYouTtubeなどで2021年頃、
「これは近い将来確実に反落が来る!特に○○のようなコインの反落は確実である」
と言っていました。
そして2024年、結果その通りとなったわけです・・・。
*コロナ騒動前後でコイン市場参加者は大幅に増加!
しかしながら、私が想定した反落とは少し異なった動きを見せています。
その要因が、
絶対的な市場参加者の増加
です。
確かに、2020年以降、特に2021年前後の時の熱狂ぶりは凄まじかった・・・。
元々世界中のオークションに世界中の人々からオンラインでBid(入札)が集まるわけですが、主要オークションのすべてに参加している私の肌感覚では、2021年前後はそれ以前の2倍くらいの参加者がいたのではないか?と感じました。その結果、高鑑定のコインがオークションレコードを更新する!といった現象が多く見受けられました。
一部この頃に落札された高額コインをご紹介しましょう。
※為替€=125円
460,000EUR(オークションフィー20%除)→7590万円(消費税込み)
MS65という最高鑑定&エレファントキャッスルとはいえ、歴代のオークションレコードを大きく更新
※為替€=133円
300,000EUR(オークションフィー20%除)→5267万円(消費税込み)
MS64+という最高鑑定とはいえ、比較的5ギニーの中でも枚数の多いタイプで歴代のオークションレコードを大きく更新
※為替€=130円
280,000EUR(オークションフィー20%除)→4800万円(消費税込み)
MS64PLとはいえ、5ギニーの高鑑定はそれまでは3000万円前後という感覚だったものが、5000万円前後という認識となった・・・
今、ご紹介したコインは5000万円クラスですから、購入者は間違いなく超富裕層です。
このクラスの方から、1000万円相当を購入される富裕層や、数十万円~数百万円クラスを購入される方まで、どの層も増えた結果、前述の通りになったという訳です。
そして、この市場参加者が増えた後、減っていないことが良く分かります。
ここ!が私が予想していたこととは異なる部分で、急激な上昇の後、必ず大きな反発があると予想していましたが、グラフにある通り下落はしたものの、大きな下落には至っていないという事です。
これは正直かなり驚いています。
その訳は・・・セミナーでお伝えしています。
*金融崩壊が起これば起こるほど、価値が上がる!?
ここで疑問を覚える事でしょう。
いったい、何故、急激に価格が上がるのか?
公開したコイン他、様々なコインの価格変遷を見ていくと、この20年ほどで2回ほど価格高騰している時があります。
1、2013年~2014年前後
2、2019年~2021年前後(基本2020~2021年)
これには、「金融崩壊」というショックの反動需要という言葉が一番適切だと思われます。
1、2013年~2014年前後
この時期はリーマンショックの2008~2009年で大きなショックを受けた資産・資産家の方々が、安全資産は無いか!?と求めている時期で、海外の投資レポートなどでも“現物資産”に対する安全性、確実性が盛んに記事となっていた時期です。
2、2019年~2021年前後(基本2020~2021年)
これはコロナショックです。そして大規模な金融緩和&物流供給側の破棄による供給縮小から世界全体のインフレという流れにも乗ったことが要因だと思われます。
2000年間もの間、アンティークコインという収集はユダヤの民達のコレクターズアイテムに過ぎませんでした。そして中世ヨーロッパでは銀行家、事業家、資産家、貴族たちのコレクターズアイテムとなり、その市場は限られた人々の中(世界で約200万人ほど)でのアイテムでした。しかし2000年以降、世界の中央銀行が金融緩和を続け、異常な状態が今もなお続いている中で、GOLDの価格が高騰=紙幣価値が下がっている事を横目に、アンティークコインはある程度の資産を保有する
「富裕層の資産保全アイテムとして再定義されてきた!」
という事です。
ですから、今後も金融不安が起これば起こるほど、コインの価値は上昇していく事になるというのが私の見立てであり、世界の投資調査会社の見立てです。
皆さんはどう思いますか?
*最低でも10年で250%の価格向上という実績
これがこの20年間の最低実績です。
コインA(グレード●●)
コインB(グレード●●)
これはドル建てでの、とあるコインの価格上昇率です。
10年で250%というのは、年率換算すると109.6%です。いわゆる表面利回りと記したほうが分かりやすいでしょうか!?
最低でも表面利回り109.6%/年
というのがアンティークコインの実績なわけです。
さて、いかがでしたでしょうか?
これらは当社が保有しているデータ、経験、知識の極一部です。
10年以上売買をしてきた実績から、失敗も成功も経験し今があります。
どうぞこの知識をセミナーで得て皆さんの資産防衛にお役立ていただければ幸いです。