世界で最も人気のコインであり偉人。アレキサンダー大王
古代コイン入門編にして、アンティークコインで
最も人気のカリスマ
古代マケドニア 336-323BC アレキサンダー大王 スターテル金貨
【発行枚数】不明
【希少性】★★★☆☆
【ご案内価格】1,000,000〜2,000,000円
アレキサンダー大王
(Alexander the Great)
古代マケドニア王国(現在のギリシャからインドまでの世界)を治めた大王。 2300年前の人物にも関わらず現代においても戦術のカリスマとして高い人気を誇る。
ギリシャの古代都市アンフィポリスにおいて発掘された1枚であり、死の直前もしくは死後間もなく鋳造されたと推測される。
表面:コリントス式兜を被った戦術の女神アテナ
存命の人物を貨幣に描く事がご法度であった時代であった為、時の王アレキサンドロスは自身を戦術の神として描く事を指示した。
ディアドコイ戦争の後は多くの王が「我こそがアレキサンドロスの後継者である」という意思表示も含め同じようなデザインの貨幣を鋳造している。
アテナ(Athena)
絶対神ゼウスと知恵の女神メティスの子。アテナを妊娠したメティスを丸ごと飲み込んだゼウスの頭から防具を装着した状態で生まれた。
アテナは戦術の女神ではあるが、敵を侵略する事ではなく防衛を得意としていた。古代世界においては存命の人物を貨幣に描く事はご法度であった為、崇拝の対象であった女神をスターテル金貨に刻印していた。
裏面:右手に月桂冠、左手に剣を持った勝利の女神ニケ
ΑΛΕΞΑΝΔΡΟΥ(アレキサンドロス)
ルーブル美術館に貯蔵されている「サモトラケのニケ」で有名な勝利の女神が裏面に刻印されている。通常は右側に発行元の王の名が刻印されている。
彼女はスポーツブランド「NIKE」の語源にもなっている。
ニケ(NIKE)
ルーブル美術館に貯蔵されている「サモトラケのニケ」として有名な勝利の女神が裏面に刻印されている。彼女はスポーツブランド「NIKE」の語源にもなっている。
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