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イギリス 1658年 オリバー・クロムウェル 追悼記念 金メダル 裸
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金相場参考価格 | (更新日:) |
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希少性 | ★★★★ |
発行枚数 | 不明 |
発行年 | 1658年 |
グレード | 未鑑定 |
サイズ | 29.00mm |
重量 | 18.84g |
鑑定番号 | 裸 |
ここがすごい!
国王不在の「イングランド共和国」という時代を治めた政治家・クロムウェルの追悼記念金メダル。 肖像の髪の毛、裏面のオリーブの木の彫りがかなり美しい1枚。
国王不在の英国を治めた護国卿の追悼金メダル
【発行枚数】不明(R=珍しい)【サイズ】29.00mm/18.84g【希少性】★★★☆
【ご案内価格】2,780,000円(税込)
表面:月桂冠を被ったクロムウェルの肖像 OLIVAR D:G R P ANG SCO HIB PRO
(神の恩寵によるオリバー・クロムウェル、イングランド・スコットランド・アイルランドの護国卿)
裏面:オリーブの木(オリバー・クロムウェルの名にかけた)と羊飼い
NON DEFITIENT OLIVA SEP 3 1658
(オリーブは枯れない 1658年9月3日)
オリバー・クロムウェル( Oliver Cromwell )

在位:1653年12月16日 – 1658年9月3日
生没:1599年4月25日 ー 1658年9月3日(59歳没)
17世紀イングランドの軍人・政治家であり、「イングランド共和国」時代の中心人物。
清教徒(ピューリタン)であった彼は、王権を制限し議会の力を拡大しようとする動きの中で頭角を現す。
1642年に始まった清教徒革命(イングランド内戦)では、議会派の指導者として活躍し、自ら編成した「鉄騎隊」を率いて国王チャールズ1世の軍を打ち破る。
チャールズ1世が1649年に処刑されると、イングランドは王政を廃止し、共和国(コモンウェルス)となります。クロムウェルは軍事力と信仰に基づいた政治を展開し、1653年に「護国卿(ごこくきょう)」として実質的な独裁者となった。
形式上は共和国であったが、事実上の軍事独裁であり、厳格なピューリタン的道徳を国民に課しました。一方で、ユダヤ人のイングランド再入国を許可する等寛容な一面も記録されている。
1658年にクロムウェルが死去すると、後継者の息子リチャードは統治に失敗。1660年に王政復古が実現し、チャールズ2世が国王に即位。
クロムウェルの死後、その遺体は掘り起こされ、象徴的に絞首刑にされるなど反感も根強かった事が分かっている。
彼は今も評価が分かれる人物で、「王を処刑した英雄」とも「専制的な独裁者」とも語られるが、イングランドの立憲主義や近代民主主義の形成に影響を与えた歴史的人物であることに疑いの余地は無い。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上