- 希少コイン
- 地金系
- ロマン
モロッコ 1954年 ロスチャイルド商会 500ディルハム金貨 MS64:2148856-029
| 金相場参考価格 | (更新日:) |
|---|---|
| 発行年 | 1954年 |
| グレード | MS64 |
| サイズ | 25.5mm |
| 重量 | 31.1g |
| 鑑定番号 | 2148856-029 |
モロッコ 1954年 ロスチャイルド商会 500ディルハム金貨 MS64:2148856-029
表面:
First Banking Corporationタンジール(Tangier)発行によるプライベート・イシュー。英雄像として古典的なヘラクレス(クラブと毛皮を携え、右向きに立つ姿)が刻まれ、「FIRST · BANKING · CORPORATION · TANGIER」という銘文が周囲を囲む。国家発行ではなく、金融機関発行という背景が、地金+希少性という価値の両立を示す。
裏面:
鋳造・精錬を手がけた N. M. Rothschild & Sons の刻印と共に「ONE FINE OUNCE TROY (GRAMS 31.103) OF GOLD ASSAY 916.7 · REFINED BY N·M·ROTHSCHILD & SONS · R·M·R」といった重量・純度表示が明瞭に刻まれている。約1トロイオンス(≒31.103g)の金地金としての実質価値が明記されている点も、投資目的として納得の設計。
Buyer’s comment:
1954年発行、500ディルハム金貨。プライベート・イシューながら“1オンス金貨”として知られ、金としての実質価値を備えつつ、発行母体・発行形態に希少性要素が加わる。MS64というハイグレード個体は保存状態の優位性が高く、地金+プレミアムのダブル効果を狙える。
また、金価格の上昇局面では地金部分が下支えとなる一方、このコイン特有の希少性・グレード要因が“さらに上乗せ”の可能性を抱える。ポートフォリオの中で「金+コレクター価値」のハイブリッドとして評価できる一枚。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上















