- 希少コイン
- 地金系
- ロマン
古代カルタゴ 264-241BC ゾイジターナ トリヘミシェケル金貨 AU4/5,2/5 brushed:4372904-013
発行年 | 264-241BC |
---|---|
グレード | AU Strike4/5,Surface2/5 brushed |
鑑定番号 | 4372904-013 |
裏面:カルタゴの象徴である馬
チャリオット(戦闘馬車)
戦車を操る御者(ぎょしゃ=アウリガエ)は一般的に奴隷階級である事が多く、戦争だけでなく古代オリンピックの人気競技でも活躍した。
レースの勝者は賞金と自由を手にする事が出来たが、レース中の死亡事故も多かったという。(相手にぶつかる攻囲は禁止であったが事実上認めらていた為)
ローマ帝国5代目皇帝ネロは自らがアウリガエとなり勝利を重ねた。
カルタゴ(Carthage)
イタリア半島のつま先の反対に位置するチュニジア共和国に存在した古代都市国家。
現在は歴史的な遺跡のある観光地となっている。
ゾイジターナとはカルタゴ内部の「アフリカ属州」と呼ばれる地域の一つ。
漁業、農業、金銀の産出、象牙の貿易等で北アフリカで最も栄えた都市として知られた。
広大なチュニス湾を背にした事から軍事的に非常に有利な地形を持ち、周辺国家を支配。
制海権を巡り海の向こうローマ帝国と戦ったポエニ戦争は3回も勃発した。
将軍ハンニバルにより善戦するもローマのスキピオによって陥落し、カルタゴは徹底的に破壊された。
紀元前29年にはローマ属州アフリカとして復興し、かつての賑わいを取り戻したという。
貨幣鋳造が始まってから100年程経ってから鋳造されたこのスターテル金貨は、馬の機動力が国の運命を左右していた時代(=戦争で使用される騎馬技術、すなわち戦闘用馬車チャリオットの力)において、対外に自分達がどれだけ力を持っていたか示す重要な意味を持っていた。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上