- 希少コイン
- 地金系
- ロマン
古代共和制ローマ 54BC ブルトゥス/アハラ デナリウス銀貨:裸
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希少性 | ★★ |
---|---|
発行枚数 | 不明 |
発行年 | 54BC |
グレード | 未鑑定 |
サイズ | 19.00mm |
重量 | 3.92g |
鑑定番号 | 未鑑定 |
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古代共和制ローマ 54BC ブルトゥス/アハラ デナリウス銀貨 裸


裏面:ガイウス・セルウィリウス・セクトゥス・アハラの肖像/AHALA(アハラ)
マルクス・ユニウス・ブルトゥス(Marcus Junius Brutus)
生没:85BC6月 ? 42BC10月23日(43歳没)
共和制ローマ末期の軍人であり、かの独裁官カエサル殺害に関わった重要人物。
55BCにキプロスの知事の補佐官となり、金融業で築き上げた財産をローマに持ち帰りコンスル(執政官)の娘クラウディウスと結婚する。
内乱を起こしたカエサルを宿敵と位置付けているが、「戦場でカエサルを見付けても傷つけてはならぬ」という命令を出している。(これは私情ではなく任務でカエサルを殺害するという意味が込められている)
44BCにカエサル暗殺を実行。ブルトゥスが短剣で刺した後に他の(数十人とも)議員からめった刺しにされ息絶えたカエサルであった。
この時は誤って仲間を刺してしまう程混乱した現場であったという。
暗殺から2年後、フィリッピの戦いにてカエサルの側近であったマルクス・アントニウス軍に包囲される。捕虜になる事を美徳とせず自決。
かつてブルトゥスと友人であったマルクス・アントニウスはブルトゥスの葬儀を行い、手厚く葬ったという。

当該コインの裏目に刻印されている「ガイウス・セルウィリウス・セクトゥス・アハラ」という人物は478BCに死亡したブルトゥスの先祖。
アハラも子孫のブルトゥスと同じく、独裁官を倒した軍人であった事からブルトゥスが敬意を込めて鋳造した物と思われる。
尚アハラの肖像画は下当該コイン以外には見つかっていない。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上