- 希少コイン
- 地金系
- ロマン
イギリス 1831年 ウィリアム4世 戴冠記念 金メダル 裸
2名検討中
希少性 | ★★★ |
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発行枚数 | 1,203枚(その内238枚は溶解が確認されている) |
発行年 | 1831年 |
グレード | 未鑑定 |
サイズ | 33.3mm |
重量 | 27.85g |
金相場参考価格 | (更新日:) |
鑑定番号 | 裸 |
ここがすごい!
この1831年の金メダルは、ウィリアム4世と妃アデレードの戴冠を記念して制作された希少な逸品です。 英国ロイヤルミントの天才彫刻師ウィリアム・ワイオンによる精緻な横顔彫刻は、気品と威厳を極めた芸術作品。 ワイオンの手により、王と王妃の気高さが純金の輝きに宿り、歴史と美術の融合を体現しています。コレクター必見の傑作です。
国民と共に歩んだ船乗り王(Sailor King)/伝説の彫刻家が手掛けた1枚
【発行枚数】1,203枚(その内238枚は溶解が確認されている)
【サイズ】33.30mm/27.85g 【希少性】★★★
【ご案内価格】 2,480,000円(税込)
表面:ウィリアム4世の肖像
WILLIAM THE FOURHT CROWNED SEP:8 1831.
(ウィリアム4世 1831年9月8日戴冠)
首元に「W.WYON.(ウィリアム・ワイオンのイニシャル)」
裏面:アデレード王妃の肖像
ADELADE.QUEEN CONSRT.CROWNED SEP:8 1831.
(アデレード王妃 1831年9月8日戴冠)

ウィリアム4世(William IV)
在位:1830年6月26日 - 1837年6月20日
生没:1765年8月21日 ー 1837年6月20日 (71歳没)
スキャンダルまみれのまま終焉を迎えた兄王ジョージ4世の死後、65歳という高齢で国王に就任。
派手な生活と女好きであった兄とは真逆の性格で質素な暮らしを好んだ。
自身の戴冠式は「興味が無い」という理由で経費をかけず地味な式に変更し、国王に就任した後も護衛を付けずロンドン市内のパブで酒を飲んでいたという。
若い頃は身分を隠し海軍に入隊、一般の兵と共に勤務した事から船乗り王(Sailor King)と呼ばれ、国民から愛された。
国王に就任してからも海軍卿という「名目上の」役職に就いたが、実際に現場に出て指示をするなど仕事熱心に過ぎる面があったという。
首元に刻まれた「W.W.」が示す通り、伝説の彫刻家ウィリアム・ワイオンが手掛けた1枚。
アデレード王妃(Queen Adelaide)
在位:1830年6月26日 - 1837年6月20日
生没:1792年8月13日 ー 1849年12月2日(57歳没)
ウィリアム4世には後継ぎがいなかった為、妻にザクセン公国(現在のドイツ中央に位置する)出身のアデレードに白羽の矢が立った。
2人の娘を出産するが2人とも幼くして命を落とし、結局姪のヴィクトリアが次の女王となった。 30歳年上の夫に寄り添い、未亡人となった後は皇太后の身分となった。
ウィリアム・ワイオン (William Wyon)
33歳で英国王立造幣局(Royal Mint)の主任彫刻家となり、数々の名作を作り出した彫刻家。
手掛けたコインに自身のイニシャルを残し、下記にて代表する「WYON」の文字が刻まれたコインは200年の時を経た現在も世界中の貨幣蒐集家の間で高値で取引をされている。
希少性(出現頻度)解説
★★★★★:1年に1回以下
★★★★ :1年に2-3回
★★★ :1年に5-10回
★★ :1年に10-20回
★ :1年に20-50回
☆ :1年に51回以上